JALの手荷物当日宅配サービス！メリット・デメリットを徹底解説

空港に到着して最初に感じるのが「早く外へ出たいのに、荷物受け取りの列が全然進まない…」というあのもどかしさ。

特に旅行や出張で時間が限られていると、スーツケースを抱えての移動は想像以上に負担になります。

そんな悩みを解消してくれるのが、JALが提供する「手荷物当日宅配サービス」です。

出発空港で荷物を預けるだけで、当日中に指定ホテルまで配送してくれるため、到着後は身軽な状態で移動をスタートできます。

本記事では、このサービスのメリット・デメリットをリアルに解説しつつ、どんな場面で使うと効果を最大限に発揮できるのかも詳しく紹介します。

JALの手荷物当日宅配サービスの概要

JALの手荷物当日宅配サービスは、出発空港で預けた荷物を、その日のうちに到着地の指定ホテルまで届けてくれる便利なサービスです。

スーツケースを受け取るためにバゲージエリアで待つ必要がなく、到着後すぐに行動を開始できるため、観光やビジネスで時間を有効に使いたい方に人気があります。

取り扱い可能な荷物は、3辺の合計160cm以内・重量20kg以下のスーツケースやバッグ類で、料金は1個あたり2,800円と比較的手頃です。

また、申し込みはインターネットから簡単にできるため、出発前の空いた時間に手続きできる点も魅力です。

現在利用できる空港は5箇所に限られますが、条件が合えば旅の移動が格段に快適になるサービスとして注目されています。

JALの手荷物当日宅配サービスのメリット５選

JALの手荷物当日宅配サービスは、旅先での時間をより有効に使いたい方にとって非常に便利なサービスです。

到着空港での荷物受け取り時間がゼロになるだけでなく、そのまま身軽な状態で移動できるため、移動のストレスが驚くほど減ります。

ここでは、実際に利用して感じるメリットを5つに分けて、具体的に紹介していきます。

出発空港で荷物を預けられるので、到着空港での荷物受け取りが不要

このサービスの最大の魅力は、到着空港で荷物受け取りの列に並ぶ必要がなくなる点です。

到着後はスーツケースの到着を待つ時間が省けるため、ターミナルを出るまでの時間が大幅に短縮されます。

特に繁忙期や大型連休は、バゲージクレームが混み合い、20〜30分以上待たされることも珍しくありません。

旅行や出張で時間が限られている場合、この「待ち時間ゼロ」は非常に大きなメリットです。

空港到着後すぐに電車に乗ったり、次の予定に移動できたりと、行動の自由度が一気に高まります。

荷物を持たずに空港から、観光地や仕事に行くことができる

身軽な状態で空港を出られるのは、想像以上に快適です。

スーツケースを引きずる必要がないだけで、移動の疲れが大きく軽減されます。

特に、到着後すぐに観光を開始したい方や、取引先へ直行するビジネスパーソンにとっては大きなメリットです。

駅の階段や混雑した電車でもストレスを感じにくく、自由に動き回ることができます。

「荷物がないだけでここまで身軽なのか」と実感できるサービスです。

料金が1個2,800円と比較的手頃

手荷物当日宅配サービスは、1個あたり2,800円と非常に利用しやすい価格帯に設定されています。

空港からホテルまでの移動手段やタクシー代を考えると、むしろコストパフォーマンスが高いと感じるケースも多いです。

また、荷物の大きさによる追加料金がなく、3辺の合計160cm以内、20kg以下なら一律料金で利用できる点も安心です。

旅行初日の移動をストレスなく過ごせることを考えれば、2,800円は十分納得感のある金額といえます。

サービスの利用・JALカードでの支払いでマイルが貯まる

JALの手荷物当日宅配サービスは、利用するだけで1個あたり50マイルが貯まる仕組みになっており、旅行者にとっては嬉しい特典です。

手荷物を預けるだけでマイルが付与されるため、日常的に旅行や出張が多い方ほど効率よくマイルを積み上げることができます。

さらに、支払いにJALカードを利用すれば、カード決済分のマイルも同時に獲得でき、実質「二重取り」が可能です。

サービス料金は1個2,800円と手頃なので、少額でも積み重ねれば意外と大きなマイル数になります。

移動の快適さを得ながらマイルも貯まるため、JALカードユーザーにとっては特に相性の良いサービスです。

出発空港でお預け	手荷物1個あたり50マイル
JALカードでのお支払い ショッピングマイル・プレミアムに入会なし	200円＝2マイル
JALカードでのお支払い ショッピングマイル・プレミアムに入会あり	100円＝2マイル

インターネットから手軽に申し込み可能

手荷物当日宅配サービスは、事前にインターネットから簡単に申し込むことができます。

予約ページで必要事項を入力するだけなので、数分で手続きが完了します。

空港のカウンターで慌てて手続きする必要がなく、出発前の時間に余裕が生まれる点も魅力です。

また、申し込み内容の確認メールが届くため、利用当日も安心して手続きを進められます。

JALの手荷物当日宅配サービスのデメリット３選

JALの手荷物当日宅配サービスは非常に便利な反面、利用前に知っておきたい注意点もいくつかあります。

特に、利用できる空港や配送エリアの制限は、人によっては使いづらさを感じる部分です。

ここでは、利用前に知っておきたいデメリットを4つに分けて解説します。

利用できる空港が5箇所と限られている

このサービスは非常に便利ですが、現在利用できる空港が5箇所に限られているため、利用したくても利用できないケースがあります。

国内の主要空港すべてに対応しているわけではなく、羽田や新千歳など限られた空港のみの提供となっているため、地方空港を利用する旅行者にとっては選択肢に入りにくいのが実情です。

サービスの対象空港が拡大されることが期待されますが、現状では利用者を選ぶ点がデメリットといえます。

すべてのJAL便で利用ができる訳では無い

JALが運航するすべての便でこのサービスが利用できるわけではなく、対象となる便が限られている点には注意が必要です。

特に、到着空港からホテルまでの配送時間を確保する必要があるため、利用できるのは「午前中に出発する便」が中心となっています。

午後便や夕方以降の便は配送が間に合わず、申し込み自体ができないケースが多く見られます。

利用可能な便の一覧は公式サイトで公開されているため、予約前に必ずチェックしておくことがスムーズな利用につながります。

配送先のホテルはエリア指定がある

手荷物当日宅配サービスは、配送先のホテルにもエリア指定があります。

そのため、都市部のホテルであっても、対象エリア外の場合はサービスを利用できません。

観光地の中心部から少し離れた宿泊施設や、リーズナブルなビジネスホテルを選んだ場合にも対象外となることがあるため、予約前に配送可能エリアを確認しておくことが大切です。

特に初めて利用する方は「主要都市ならどこでも大丈夫だろう」と思いがちですが、配達エリアは意外と細かく設定されています。

この制限があることで便利さが半減してしまうケースがある点はデメリットと言えます。

空港	配送可能なホテルエリア
東京（羽田）空港	東京都 新宿区、品川区、千代田区、中央区、港区、江東区、江戸川区、大田区、渋谷区、台東区、豊島区、文京区、目黒区、墨田区 千葉県 浦安市（JR京葉線：舞浜駅、新浦安駅 周辺）、千葉市美浜区（JR海浜幕張駅 周辺） 神奈川県 横浜市西区、神奈川区（JR横浜駅、みなとみらい周辺）、中区（JR関内駅周辺）、鶴見区（JR鶴見駅周辺） 、川崎市川崎区、幸区（JR川崎駅、京急川崎駅周辺）
新千歳空港	札幌市中央区、北区、南区、東区、西区、千歳市（JR千歳駅周辺）
大阪（伊丹）空港	大阪府 大阪市全域、堺市（堺駅周辺） 京都府 京都市全域 兵庫県 神戸市中央区（ベイエリア周辺）、東灘区、灘区、兵庫区、西宮市、尼崎市、芦屋市
福岡空港	福岡市博多区、中央区、西区、東区、南区、城南区、早良区、太宰府市、久留米市
沖縄（那覇）空港	那覇市、浦添市、宜野湾市、北谷町、読谷村、恩納村、豊見城市、糸満市

荷物の個数が増えると費用が割高

料金は1個あたり2,800円と手頃ではあるものの、荷物の個数が増えると費用が想像以上に高くなることがあります。

家族旅行や長期滞在などでスーツケースが複数になる場合、合計金額が1万円を超えることも珍しくありません。

荷物の数が多い場合、自分で運搬する手間とのバランスを見極める必要があります。

また、宅配サービスを使うかどうかを荷物ごとに選べるため、どの荷物を預けるかを事前に検討するのがおすすめです。

まとめ

JALの手荷物当日宅配サービスは、「到着後の時間を有効に使いたい人」「荷物の持ち歩きを少しでも減らしたい人」にとって非常に心強いサービスです。

とくに観光や出張でスケジュールが詰まっていると、空港での荷物待ちやホテルまでの移動時間は意外とストレスになります。

一方で、利用できる空港が限られていたり、エリア対象外のホテルには配送できなかったりと、事前確認が必要な点もあります。

ただ、条件さえ合えば、2,800円という比較的手頃な価格で「到着後すぐに自由に動ける快適さ」を手にできるのは大きな魅力です。

旅行の質をぐっと高めたい方、移動のストレスを少しでも減らしたい方は、次のフライトでぜひ利用してみてください。