リゾートフィーとは?旅行代金に含まれない追加料金の仕組みを解説

【PR】本文中に広告リンクが含まれています。

海外旅行やリゾート旅行の予約時に、「リゾートフィー」という言葉を目にしたことはありませんか?

旅行代金には含まれていない、ホテルでの追加料金のことを指します。

特にアメリカのリゾートホテルでは一般的で、チェックインやチェックアウトの際に突然請求されることもあり、知らないと驚くことも。

本記事では、リゾートフィーの仕組みや注意点、さらにリゾートフィー以外にかかる可能性のある追加料金についても解説します。

本記事を読めば、旅行予約前にしっかり準備ができ、予算オーバーやトラブルを防ぐことができます。

リゾートフィーとは?ホテルでかかる追加料金の仕組みを徹底解説

旅行代金を支払ったはずなのに、ホテルで「追加料金をお願いします」と言われて驚いた経験はありませんか?

これがいわゆる「リゾートフィー」です。

リゾートホテルでは一般的で、知らずに旅行すると予算オーバーの原因になることもあります。

本章では、リゾートフィーの仕組みや注意点を詳しく解説します。

ホテルの施設やサービス利用にかかる追加料金

リゾートフィーは、客室料金だけではカバーされないホテルの各種施設やサービスの利用料として設定されています。

具体的には、プールやジムの利用、Wi-Fi接続、新聞の提供、シャトルサービスなどが対象となることが多く、チェックイン時にどのサービスが含まれているか説明されるのが一般的です。

また、リゾートフィーが設定されているホテルでは、サービスの利用の有無にかかわらず、宿泊者全員に均等に課金され、支払いを行う必要があります。

アメリカのリゾートホテルで設定されているケースが多い

リゾートフィーは特にアメリカのリゾートホテルで一般的に設定されており、観光地や高級ホテルほど高額になる傾向があります。

日本人旅行者に人気のハワイでは、ほとんどのホテルでリゾートフィーが導入されており、滞在時には必ず追加料金が発生することを覚えておく必要があります。

チェックイン・チェックアウト時に支払いを求められる

リゾートフィーは通常、チェックイン時またはチェックアウト時に現地で支払う形式が一般的です。

旅行予約サイトの料金には含まれていないことも多いため、現金やクレジットカードを準備しておく必要があります。

また、事前に料金がいくらかかるかを確認しておくと、現地でのトラブルや焦りを避けられます。

リゾートフィーの金額はホテルによって異なる

リゾートフィーの金額はホテルごとに異なり、同じ地域でもホテルのランクや施設内容によって差があります。

数ドル程度のところもあれば、1泊あたり数十ドル以上かかる高級リゾートもあります。

予約前に公式サイトや旅行会社の案内で確認し、総予算に組み込むことが重要です。

旅行会社のツアーでリゾートフィーは含まれる?追加料金の有無を解説

リゾートフィーは基本的に現地で支払う料金ですが、旅行会社を通して予約する場合は取り扱いが異なることがあります。

実際には、ツアーの種類や予約方法によって、リゾートフィーが料金に含まれている場合と含まれていない場合があるため注意が必要です。

本章では、ツアーごとのリゾートフィーの扱い方と、予約前に確認しておきたいポイントを詳しく解説します。

募集型企画旅行(ツアー)ではリゾートフィーが含まれていることが多い

募集型企画旅行、いわゆるパッケージツアーでは、航空券・ホテル・送迎などがセットになっているため、リゾートフィーも含まれていることが多いです。

旅行会社がホテルと事前に契約しているため、現地で追加請求される心配が少なく、料金が明確に提示される点が安心できます。

ただし、念のため二重支払いにならないよう、予約内容や請求内訳を確認しておくことが大切です。

航空券+ホテルのダイナミックツアーでは別途請求されるケースが多い

一方、航空券とホテルを自由に組み合わせて予約できるダイナミックツアーでは、リゾートフィーが別途請求されるのが一般的です。

特にアメリカやハワイなど、リゾートフィーが標準的に設定されている地域では、事前に料金の有無を把握しておかないと予算オーバーになる可能性があります。

旅行前に知識として押さえておくことが大切です。

予約前の事前の確認が重要

リゾートフィーの有無は、旅行の総予算に大きく影響します。

そのため、ツアーを予約する際には、料金にリゾートフィーが含まれているか、含まれていない場合はいくらかかるのかを必ず確認することが重要です。

料金にリゾートフィーが含まれている場合は明記されていますが、記載がない場合は現地で支払うケースが多いため注意が必要です。

事前に確認しておくことで、現地でのトラブルや予算オーバーを避け、安心して旅行を楽しむことができます。

リゾートフィー以外にかかる追加料金とは?事前確認でトラブルを防ぐ方法

リゾートフィー以外にも、滞在中にはさまざまな追加費用が発生することがあります。

国や地域によって内容や金額は異なりますが、代表的なものを知っておくことで予算管理がしやすくなります。

その他の情報については、JTBがまとめたサイトも参考になるため、合わせて確認しておくと安心です。

デポジット

デポジットとは、ホテル滞在中の損害や追加利用に備えて事前に預ける保証金のことです。

チェックイン時にクレジットカードで一定額を仮押さえされることが多く、滞在中にトラブルがなければチェックアウト時に精算されます。

現金での支払いを求められる場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

駐車場代

ホテルに車で滞在する場合、駐車場の利用料金が別途発生することがあります。

特にアメリカやヨーロッパの都市型ホテルでは1日あたり数十ドルかかることもあります。

事前に駐車場の有無や料金を調べ、旅行予算に組み込むことが大切です。

宿泊税(イタリア)

イタリアなどの一部の国では、宿泊税が設定されており、ホテルのランクや宿泊日数に応じて1泊あたり数ユーロ~数十ユーロが別途請求されます。

旅行代金に含まれていないことが多いため、事前にホテルや旅行会社に確認しておく必要があります。

入湯税(日本)

日本国内の温泉地では、入湯税が別途かかるケースがあります。

1泊あたり数百円程度と少額ですが、宿泊代に含まれていないことがほとんどです。

現地で現金で支払う必要があるため、準備しておくとスムーズです。

まとめ

リゾートフィーは、主にアメリカのリゾートホテルで設定される追加料金で、チェックインやチェックアウトの際に支払うのが一般的です。

旅行会社のツアーでは、募集型企画旅行の場合はリゾートフィー込みの料金が多く設定されていますが、航空券とホテルを組み合わせるダイナミックツアーでは、別途請求されるケースが少なくありません。

そのため、予約前に必ず料金の内訳を確認することが重要です。

さらに、リゾートフィー以外にも、デポジットや駐車場代、宿泊税、入湯税など、滞在中に発生する追加料金はさまざまです。

事前にどの費用が必要かを把握しておくことで、予算オーバーやトラブルを防ぎ、安心して快適な旅行を楽しむことができます。

「旅のプロが導く!業界キャリアナビ」では、元旅行会社の社員が「旅行業界への就職・転職に役立つ情報」「旅に関する便利な情報」を発信しています。

その他の関連記事も合わせて御覧ください。

ブログランキング・にほんブログ村へ当ブログは「にほんブログ村」へ参加しています。

Tak(サイト管理人)

サイト管理人

日本の大手旅行会社に約9年間勤務。 販売・商品企画・仕入れ業務に加え、海外駐在など多岐にわたる実務経験を積んできました。 過去の経験を活かし、旅行業界の仕組みや、旅に役立つ実践的な情報をわかりやすく発信しています。

新着記事
人気記事
PAGE TOP