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ベトナム旅行の航空券を探していると、必ずといっていいほど目に入るのが「ベトジェット(Vietjet Air)」。
片道1万円台の破格のチケットも珍しくなく、「え、こんなに安くて大丈夫?」と不安になる人も多いはずです。
結論から言うと、価格重視の旅行者には非常に便利な航空会社ですが、メリットとデメリットをしっかり理解して使うことが大切です。
この記事では、元ベトナム駐在員としての実体験や現地で集めた口コミをもとに、評判・安全性・遅延の実態までリアルに解説します。
これからベトジェットを利用してベトナムへ行く方は、ぜひ参考にしてみてください。
コンテンツ
ベトジェット(Vietjet Air)とは?特徴・路線・安全性を解説

ベトジェット(Vietjet Air)は、ベトナムを代表する格安航空会社として、ここ数年で急速に存在感を高めています。
とにかく安い運賃が注目されがちですが、実は運航路線の多さや安全性評価の高さなど、さまざまな特徴を持っています。
この章では、ベトジェットの成り立ちから路線網、安全性の実績までをわかりやすく整理して解説します。
ベトナムに本社を構える格安航空会社(LCC)
ベトジェット(Vietjet Air)は、2007年に設立され、ベトナムの首都・ハノイに本社を置く格安航空会社(LCC)です。
設立から比較的歴史は浅いものの、近年は国営のベトナム航空に次ぐ規模へと急成長しており、ベトナム国内外で存在感を高めています。
特に、「とにかく安く飛べる航空会社」として旅行者の間で広く知られており、若い世代を中心に高い支持を集めています。
A320・A321といった効率性の高い新しい機材を積極的に導入しているのも特徴で、短距離・中距離の移動なら十分な快適性を確保できます。
コスト重視の旅行者にとって、使い勝手の良いLCCといえます。
ベトナム国内・国際線合わせて、120以上の路線で運行
ベトジェットは、ベトナムの主要都市を網羅する国内線に加え、アジア・オセアニアを中心に120以上の路線を展開しています。
ホーチミンやハノイはもちろん、ダナンやニャチャン、フーコックといった人気観光地にも多数の便を運航しており、旅行者の移動手段として非常に使いやすい航空会社です。
国際線では、タイ、韓国、日本、台湾、シンガポールといったアジア主要都市へ進出し、利用者の選択肢を広げています。
特に、ベトナム国内の移動を重視する旅行者にとって、便数が多いのは大きなメリット。
街から街へサクッと移動できる便利さから、現地在住者にも広く利用されています。
日本からは、ハノイ・ホーチミンへ直行便を運行
日本路線では、現在、成田空港や関西国際空港などからハノイ・ホーチミンへの直行便を運航しています。
日本からベトナムの主要都市へ乗り継ぎなしでアクセスできるため、観光やビジネスなど幅広い目的で利用されている路線です。
フライト時間はおおむね6時間前後と比較的短く、アジア路線としては利用しやすい距離感となっています。
近年は日越間の交流が活発化していることから、今後の増便や新規路線の展開も期待されています。
安全性は保証付き!7つ星を獲得
LCCというと「安全面は大丈夫?」と不安に感じる人も多いですが、ベトジェットは国際的な安全評価機関「AirlineRatings.com」で最高評価の7つ星を獲得しています。
これは、フルサービスキャリアでも取得が難しい評価で、一定の安全基準を満たしている証拠です。
加えて、ベトジェットは比較的新しい機材を多く運航しており、A320・A321シリーズを中心に、燃費効率がよく安全性の高い機体が採用されています。
私自身の利用経験でも、安全面で不安を感じたことはほとんどありませんでした。
価格の安さばかりに注目されがちですが、安全性については過度に心配する必要はない航空会社と言えます。
ベトジェット(Vietjet Air)は価格重視の旅行者に最適!安さの理由とメリット

ベトジェットの大きな魅力は、必要な部分だけにコストをかけられる「ムダのない運賃体系」にあります。
この章では、ベトジェットの料金面における特徴と、旅行者にとってどのようなメリットがあるのかを詳しく解説します。
航空券の価格がとにかく安い!ベトナムへ片道1万円台で行けることもあり

ベトジェットの最大の魅力といえるのが、航空券の安さです。
プロモーション時期には、他社では考えられない水準の運賃が設定されることもあり、特に東南アジア路線の中でもトップクラスの低価格帯を実現しています。
ベトナムへの渡航はもちろん、国内移動でも利用しやすく、「とにかく旅費を抑えたい」という旅行者から高い支持を得ています。
また、割引の種類が多く、セール時期も頻繁に実施されるため、タイミングをうまく掴めば、お得にチケットを手に入れることが可能です。
価格重視の旅行者にとって、ベトジェットは非常に魅力的な選択肢と言えます。
必要なものだけ追加できる購入型の料金設定
ベトジェットでは、預け荷物・機内食・座席指定などのサービスが基本料金に含まれていません。
これにより、「自分が必要とするサービスだけを追加できる」合理的な料金体系が実現しています。
例えば、荷物が少ない旅行者であれば、追加料金を払う必要がなく、その分総額を抑えることができます。
一方、荷物が多い場合や座席を指定したい場合は、オプションとして追加購入が可能。
旅行スタイルに応じて柔軟に組み合わせられるため、無駄な支払いを避けつつ、必要な部分にはしっかりコストをかけられる点が魅力です。
快適さを重視したスカイボス(SkyBoss)シートあり
ベトジェットには、通常の座席よりも快適性を重視した「SkyBoss」クラスが用意されています。
優先チェックインや優先搭乗、広めの座席など、LCCとは思えないほどの利便性を提供しており、快適に移動したい旅行者に適した選択肢です。
また、一部空港では専用ラウンジが利用できることもあり、出発前の時間をゆっくり過ごしたい人には嬉しいポイントとなっています。
LCCの合理的な料金体系を保ちつつ、必要に応じて上位サービスを利用できる柔軟性は、ベトジェットならでは。
コストを抑えつつ快適性も求めたい旅行者にとって、SkyBossは非常に満足度の高いオプションです。
SkyBossの特典(一例)
- 足元の広い、優先席の選択
- 優先チェックイン
- お食事とお飲み物の無料サービス
- 出発または到着ゲートと航空機の間の専用シャトルサービスを提供
- 保安検査場での優先案内(空港の状況や設備により異なります)
ベトジェット(Vietjet Air)の注意点|遅延・機内環境・手荷物ルールを徹底チェック

ベトジェットは低価格で便利な航空会社ですが、利用する際にはいくつか注意点があります。
この章では、ベトジェットを利用する上で特に注意すべきポイントを整理し、旅行者が知っておきたい情報をわかりやすく解説します。
遅延は多い!スケジュールは余裕を持って計画を
ベトジェットは、LCC特有の運航スケジュールの変更や遅延が発生しやすい航空会社です。
特にピーク時期や悪天候時には、出発時刻の変更が生じることがあります。
旅行者は、接続便や現地での予定に影響が出ないよう、フライトスケジュールに余裕を持たせることが重要です。
また、オンラインでの運航状況の確認や、出発空港での早めの搭乗手続きなど、事前準備をしっかり行うことで、遅延によるトラブルを最小限に抑えることができます。
計画的に対応することが、快適な旅を実現するポイントです。
機内の清潔感はそこそこ。日系レベルの品質を求めない
ベトジェットの機内は、ある程度清潔に保たれていますが、日系航空会社のような細かい清掃や高いサービス水準は期待できません。
座席やトイレの清掃は基本的な範囲で行われており、長距離フライトでも大きな不快感はありませんが、完璧な清潔さを求める人には物足りない場合があります。
また、LCCの特性上、利用者の層も幅広く、路線や時期によっては騒がしい人やマナーの悪い乗客が目立つこともあります。
快適さよりもコストを重視した利用者が多い点を理解しておきましょう。
手荷物の重量チェックは厳格!超過に注意
ベトジェットでは、手荷物に関する規定が非常に厳格です。
機内持ち込み手荷物のサイズや重量は明確に定められており、超過すると追加料金が発生します。
預け荷物も同様で、予約時に購入した重量を超えると高額な超過料金が課される場合があります。
特にLCCでは規定違反に対する柔軟な対応が少なく、搭乗前にも手荷物のチェックが行われるため、事前に荷物を正確に計測しておくことが重要です。
必要に応じてオプションで追加購入しておくことで、チェックイン時や搭乗前のトラブルを避けることができます。
ベトジェット(Vietjet Air)をお得に予約できるおすすめ旅行サイト
ベトジェットの航空券を予約する際には、複数の旅行予約サイトを比較することで、希望の便や条件に合ったプランを見つけやすくなります。
この章では、ベトジェットをお得に予約できる代表的な旅行サイトを紹介し、それぞれの特徴をわかりやすく解説します。
JTB
JTBは海外航空券の予約でも信頼性が高く、航空券だけでなくホテルや現地ツアーも一括で手配できます。
日本語でのサポートが充実しているため、海外でトラブルが起きても安心です。
老舗ならではの実績があり、初めての海外旅行や安全重視の旅行者に特におすすめです。
HIS (エイチアイエス)
HISは海外航空券のオンライン予約に強みがあり、格安航空券や直行便も幅広く取り扱っています。
海外支店や現地サポートも整っているため、海外旅行中のトラブルにも対応可能です。
セールやキャンペーンも頻繁にあり、価格面でも利用しやすいのが特徴です。
サプライス(Surprice!)
サプライスはHISグループ運営のオンライン専用サイトで、海外航空券の単体予約に特化しています。
航空券が比較的安く、手数料も明確です。
日本語サポートがあるため、航空券を格安で予約しつつ、トラブル時の安心感も確保できるのが魅力です。
Trip.com(トリップドットコム)
Trip.comは海外航空券の取り扱いが非常に豊富で、世界中の航空会社の便を検索・予約できます。
日本語サイトやサポートも整っており、海外旅行者でも使いやすいのが特徴です。
中国系の企業ではありますが、日本にもオフィスがあり、問い合わせやサポート面で一定の安心感があります。
スカイチケット
スカイチケットは海外航空券を中心に取り扱う国内オンライン予約サイトで、LCCや格安便の検索・予約が簡単です。
日本語サポートがあり、海外航空券の価格比較がしやすいため、コスト重視の旅行者に向いています。
直前予約やセール情報も充実しており、手軽に航空券を確保できます。
まとめ
ベトジェット(Vietjet Air)は、価格を抑えて気軽にベトナムへ行きたい人にとって、非常に使い勝手の良いLCCです。
片道1万円台で渡航でき、必要なサービスだけを追加できる料金体系は、コストを重視する旅行者には魅力的でしょう。
一方で、遅延の多さや手荷物チェックの厳しさなど、LCCならではの注意点も確かにあります。
あらかじめスケジュールに余裕を持ち、荷物の制限を守っておけば、大きなトラブルにはなりません。
「安く、効率よくベトナムへ行きたい」そんな方はぜひベトジェットを活用してみてください。