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2026年2月28日、米国とイスラエルによるイランへの大規模な軍事攻撃が開始され、中東情勢は一気に緊迫感を増しています。
この影響を受け、航空各社の運航方針や旅行会社の対応にも注目が集まっており、中東経由便を利用予定の旅行者にとって無視できない状況となっています。
本記事では、2026年3月1日時点での航空会社・旅行会社の対応を整理するとともに、元旅行会社社員の視点から、万が一の運休時に旅行者が取るべき現実的な行動を解説します。
これから旅行を計画している方が冷静に判断し、安心して準備を進めるための実務的な参考情報として活用してください。
航空会社の対応まとめ(2026/3/1現在)

イラン・イスラエル情勢の緊迫化を受け、中東上空の安全確保を最優先に、各航空会社では運航見合わせや一時停止などの措置が相次いでいます。
特に中東ハブ(ドーハ・アブダビ・ドバイ)を経由する便は影響を受けやすく、日本発着路線にも欠航が発生しています。
ここでは、2026年3月1日時点で公表されている主な航空会社の対応を整理します。
渡航予定の方は、自身の予約便の最新状況を必ず公式サイトで確認してください。
JAL(日本航空)

日本航空は中東情勢の影響を受け、羽田-ドーハ線で複数便の欠航を発表しています。
対象便は以下の通りです。
東京(羽田)-ドーハ線の運航について
本件に関する欠航便
・2月28日発 JL59 東京(羽田)-ドーハ
・3月1日発 JL50 ドーハ-東京(羽田)
・3月1日発 JL59 東京(羽田)-ドーハ
・3月2日発 JL50 ドーハ-東京(羽田)
・3月2日発 JL59 東京(羽田)-ドーハ
・3月3日発 JL50 ドーハ-東京(羽田)
エティハド航空
エティハド航空は、中東情勢の緊迫化に伴い、アブダビ発着便の運航停止措置を発表しています。
公式情報によると、アブダビ発の便は現地時間3月1日午後2時(日本時間同日午後7時)まで全便の運航を停止しており、同時刻より前に到着予定だった便についても欠航となっています。
アブダビは欧州・中東・アフリカ方面への主要ハブの一つであるため、乗り継ぎ利用者にも影響が広がる可能性があります。
対象便を予約している場合は、振替・返金の案内を含め、最新の運航状況を必ず確認してください。
カタール航空
カタール航空は、ドーハの空港閉鎖の影響により、ドーハ発着の全便を一時運休すると発表しています。
今回の措置は空港閉鎖に伴うもので、安全確保を最優先とした判断とされています。
現時点では運航再開時期は未定となっており、ドーハ経由の旅程を組んでいる旅行者は特に注意が必要な状況です。
予約済みの場合は、最新の運航情報や振替・返金方針をこまめに確認することが重要です。
Qatar Airways flights temporarily suspended due to Qatari airspace closure
Qatar Airways flights to, and from, Doha have been temporarily suspended due to the closure of Qatari airspace.The safety of our passengers and employees is always our highest priority, and we apologise for any inconvenience caused.
For further updates please visit qatarairways.com, the Qatar Airways app, or our official channel on X.
引用:カタール航空公式サイト
エミレーツ航空
エミレーツ航空は、複数地域の空域閉鎖を受け、ドバイ発着の全運航をUAE時間3月1日午後3時まで一時停止しています。
対象となる利用者には、主に以下の対応方針が示されています。
状況は随時更新されるため、公式サイトも合わせてご確認をお願いします。
複数地域の空域閉鎖に伴い、エミレーツ航空はドバイ発着のすべての運航を、UAE時間3月1日(日)午後3時まで一時的に停止しています。
お客様へのお願い
今後72時間以内に旅行を予約されている場合、以下の選択肢がございます。
- 別のフライトに予約変更する。 当初の出発日から10日以内であれば、目的地への別のフライト への予約変更が可能です。旅行会社でフライトを予約 された場合は、 ご利用の旅行会社にお問い合わせください。エミレーツで直接ご予約いただいた場合は、 弊社までお問い合わせください。
- 払い戻し申請。エミレーツで直接ご予約いただいた場合は、払い戻しフォーム にご記入のうえ、航空券の払い戻しを申請できます。旅行会社からフライトをご予約いただいた場合は、ご利用の旅行会社にお問い合わせください。
空港へ向かわれる前に、フライト状況 のページを必ずご確認ください。
フライトのキャンセルによる影響を受けるお客様は、ご利用の旅行会社にて再予約の手続きをお願いいたします。エミレーツ航空で予約をされたお客様は、こちらにお問い合わせください。
最新の情報を受け取るため、 予約管理ページ にて連絡先情報が正しく登録されていることをご確認ください。
現在、当社は関係当局と連絡を取り、状況の確認に努めています。
フライトの運航停止によりご迷惑をおかけするお客様には、心よりお詫び申し上げます。
エミレーツをご利用になるお客様および乗務員の安全と保安が、私たちの最も重要な責務です。
旅行会社の対応まとめ(2026/3/1現在)

今回の中東情勢の急激な悪化を受け、旅行会社各社でも取消料免除や全額返金などの特別対応が始まっています。
特に中東方面ツアーや中東経由便を含む旅行商品は影響を受けやすく、通常時とは異なる取り扱いとなるケースが増えています。
ここでは、2026年3月1日時点で公表されている旅行会社の主な対応方針を整理します。
予約済みの方は、必ず自身の申込条件と最新案内を確認してください。
NEWT(ニュート)
NEWTは、中東情勢の悪化を受けて迅速な特別対応を発表しています。
公式案内によると、3月15日(日)出発分までの中東地域への旅行、または中東経由の旅行については全額返金の対応となっています。
情勢不安による渡航見合わせに対し、利用者の負担軽減を明確に打ち出した措置です。
また、現地滞在中の利用者に対しては帰国支援を含め24時間体制でサポートを実施しています。
すでに渡航している旅行者へのフォロー体制も整えている点は安心材料といえます。
同社は今後の情勢を注視し、必要に応じて対応期間の延長も検討するとしています。
対象期間や条件は変更される可能性があるため、該当者は最新発表の確認が重要です。
他の旅行会社もNEWT同様の対応となる可能性大
今回のような地政学リスクの高まり局面では、旅行会社各社が足並みをそろえて特別対応を実施する傾向があります。
現時点で個別発表が出ていない会社であっても、今後の情勢次第では取消料免除や全額返金など、NEWTに近い対応へ拡大する可能性があります。
特に募集型企画旅行(パッケージツアー)の場合、外務省の危険情報や航空会社の運航状況を踏まえて判断されることが多く、対応は流動的です。
予約している旅行会社からの連絡を待つだけでなく、利用者側からも早めに問い合わせて方針を確認しておくと安心です。
元旅行会社社員が解説!飛行機運休時に旅行者が取るべき対応まとめ

中東情勢の急変により、航空便の欠航やスケジュール変更は今後も突発的に発生する可能性があります。
実際の現場では、情報の早さと対応の順番を間違えないことが、余計な出費や混乱を防ぐ最大のポイントです。
ここでは元旅行会社社員の実務視点から、飛行機が運休になった際に旅行者が取るべき現実的な対応を整理します。
【運休時の基本対応】返金が原則なので慌てず航空会社・旅行会社の指示を確認
航空会社都合(安全上の理由・空域閉鎖など)による運休の場合、多くのケースで全額返金または手数料無料での日時変更が基本対応となります。
まず行うべきは、自己判断でキャンセル操作をすることではなく、航空会社または旅行会社の正式案内を確認することです。
特にパッケージツアーの場合、個別に航空券だけを触ってしまうと、ホテルや地上手配との整合が崩れるリスクがあります。
公式の案内に沿って手続きを進めることが重要です。
キャンセル規定は随時変更!最新情報のチェックが最優先
情勢不安時は、各社の特別対応(払戻し条件・変更期限など)が短期間で更新されるのが一般的です。
昨日までは通常取消料対象だったものが、今日から免除対象になるケースがある一方で、特別に無料対応だったものが通常規定へ戻るといった見直しが行われることもあります。
重要なのは、キャンセル手続きを行った時点の規定が適用されるという点です。
早まって手続きをすると、本来受けられたはずの免除対応の対象外になる可能性があります。
SNSの断片情報だけで判断せず、必ず公式サイトの最新発表を確認したうえで動くことが重要です。
出発が近いほど条件は動きやすいため、出発前は特にこまめなチェックを心がけてください。
振替便が出ないケースも多い。代替手段の準備を
今回のように空域閉鎖やハブ空港の機能停止が絡む場合、振替便が用意されないケースも十分にあり得ます。
航空会社側に輸送手段そのものがないためです。
振替ありきで待つのではなく、
- 別ルート
- 別日程
- 旅行自体の延期
といった複数の選択肢を早めに検討しておくと、判断がスムーズになります。
中東経由以外のルートも検討。柔軟な旅程見直しが重要
欧州・アフリカ方面への旅行では、中東ハブ経由が使えない場合、東アジア経由や直行便など他ルートへの組み替えが現実的な代替策になります。
価格は上がる可能性がありますが、渡航の確実性を優先するなら有効な判断です。
特に出発日が固定されている出張や重要渡航の場合は、早めの旅程見直しがリスク回避につながります。
すでに旅行中の人向け!まず航空会社へ状況確認を
すでに海外滞在中の場合は、最優先で利用航空会社へ運航状況を確認してください。
帰国便の欠航や大幅遅延は、現地での行動計画に直結します。
パッケージツアー利用者は現地係員やサポート窓口にも必ず連絡を入れてください。
帰国支援や宿泊延長手配など、個人手配では受けにくいサポートを受けられる可能性があります。
不確実な時期ほど、「早めの確認」「公式情報ベースの判断」「複数プランの準備」がトラブル回避の鍵になります。
まとめ
2月28日に始まった米国とイスラエルによるイランへの攻撃は、民間人の被害や各国政府の反応を生みつつ、地域の不安定化を加速させています。
この影響は航空会社の運航計画、旅行会社の対応方針、そして各種キャンセル規定にも波及しています。
渡航予定者は最新の運航情報やキャンセル規定を常に確認し、運休や振替便の有無を航空会社・旅行会社に問い合わせることが重要です。
特に中東経由便を使う場合は、他ルートの検討も含めた柔軟な準備が求められます。
万一の運休時に冷静に対応できるよう、リアルタイムでの公式情報収集と指示確認を心がけましょう。