ベトナム旅行は危ない?実際の犯罪被害事例と防犯対策をわかりやすく解説

【PR】本文中に広告リンクが含まれています。

近年、ベトナムは手頃な物価と豊かな食文化、そして活気あふれる街並みが魅力の人気旅行先として、多くの日本人が訪れています。

治安は東南アジアの中でも比較的安定しており、普通に観光していれば大きな危険に遭うことはほとんどありません。

しかしその一方で、観光客を狙った「軽犯罪」や「トラブル」が一定数発生しているのも事実です。

本記事では、ベトナム旅行で起こりやすい犯罪被害を 実際の事例をもとにリアルに解説 し、旅行者が知っておくべき防犯対策を詳しく紹介します。

必要以上に不安になる必要はありませんが、事前に「知っているかどうか」で安全性は大きく変わります。

これからベトナム旅行を予定している方は、ぜひ参考にしてください。

ベトナムは比較的安全だが注意は必要

ベトナムは、東南アジアの中でも治安が安定している国として知られています。

街中では昼夜を問わず多くの人が行き交い、初めて訪れた旅行者でも不安を感じる場面はそれほど多くありません。

実際、日本人旅行者の多くは「想像していたより安全だった」と感じています。

とはいえ、これは「凶悪犯罪が少ない」という意味であり、観光客を狙ったスリ・ぼったくり・詐欺といった軽犯罪は一定数発生しています。

とくにハノイ旧市街やホーチミン中心部など、人が密集するエリアでは、スマホのひったくりや財布の抜き取りが起きやすい状況があります。

また、タクシーの料金トラブルや、知らない人からのしつこい勧誘など、日本ではあまり経験しないタイプのトラブルも起こりがちです。

大きな被害に発展しなくても、旅の満足度を下げてしまうケースは少なくありません。

旅行に行く際は事前にリスクを知り、基本的な対策を心がけ、安心して旅楽しんでいきましょう。

ベトナム旅行で実際にあった犯罪被害事例5選

ベトナムでは凶悪犯罪こそ少ないものの、観光客をターゲットにした軽犯罪やトラブルは実際に各地で発生しています。

被害に遭った旅行者の多くは「まさか自分が巻き込まれるとは思わなかった」と話しており、油断していると一瞬の隙を突かれてしまうケースも少なくありません。

ここでは、旅行者から実際に報告されている代表的な被害事例を5つ取り上げ、それぞれの手口や特徴を詳しく解説していきます。

ぼったくりタクシーの被害事例|料金トラブルが多発

ベトナムで特に多いトラブルの一つが、タクシーによる料金の不当請求です。

観光地周辺には、正規タクシーに似たロゴや車体カラーを使った「偽タクシー」が紛れ込んでおり、メーターが異常なスピードで上がったり、目的地に到着してから法外な金額を提示されたりするケースが実際に報告されています。

とくに空港や市場周辺は被害が多く、「相場の3倍以上を請求された」「メーターが壊れていると言われ、結局言い値で払わされた」といった声が後を絶ちません。

旅行者側が土地勘に乏しいことにつけ込んだ典型的な手口と言えます。

被害を避けるためには、事前に目的地までの相場料金を把握しておくことも非常に有効です。

距離感と料金の目安が分かっているだけで、異常な金額を提示された際にすぐ異変に気づくことができます。

「お金見せて詐欺」被害事例|観光客を狙う巧妙な手口

ベトナムでよくある詐欺のひとつに、「日本のお金を見せてほしい」と声をかけてくる手口があります。

犯人は道端で親しげに近づき、「日本のお金がどんなものか見てみたい」「友達が日本に行くから本物のお札を見せてあげたい」など、もっともらしい理由を並べて財布を開かせようとします。

旅行者が油断して財布を取り出した瞬間、横に潜んでいた仲間が手を伸ばして現金だけを抜き取る、あるいは財布ごと奪って走り去るなど、非常に素早い犯行が特徴です。

あまりに自然な話しかけ方のため、初めての旅行者はつい応じてしまい、気づいたときにはすでに被害が発生しているケースも少なくありません。

どんな理由であっても、旅行中に他人の前で財布を開けるのは絶対にNG

「お金を見せて」と言われた時点で詐欺だと思って、そのまま無視して離れるのが最も安全です。

マッサージ店での性被害事例|女性の一人利用は特に要注意

ベトナムでは手軽に利用できるマッサージ店が多く、観光客にも人気ですが、中には質の低い店や違法営業の店舗も存在します。

特に女性が一人で利用する場合、店員から身体を触られるなど、性的トラブルに発展した事例が報告されています。

被害に遭った旅行者の中には、「口コミ評価が良かったので安心していたのに、予想外のトラブルに巻き込まれた」という声もあります。

マッサージ店は店ごとにサービスの質が大きく異なるため、信頼できる店舗情報を事前に確認することが重要です。

イカサマ賭博による被害事例|観光客を狙う違法行為

街中を歩いていると、見知らぬ人から「簡単なゲームで遊ばない?」「日本が好きで、一緒に遊びたい」と親しげに声をかけられることがあります。

これは典型的なイカサマ賭博で、観光客を巧みに囲い込み、勝たせるように見せかけながら、最終的には大金を失わせる違法行為です。

手口は非常に巧妙で、「最初は勝たせて距離を縮める」「仲間がいるように見せて安心させる」といった心理操作が行われます。

中には自宅や宿泊先に誘導されるケースもあり、気づいたときには数万円~数十万円を失っていたという事例も少なくありません。

誘ってくる相手は素人ではなく、ほとんどがグループで行動しているため、絶対に関わらないことが最も安全です。

ベトナムでは賭博自体が違法であり、観光客をターゲットにしたこうした行為も当然ながら法的に認められていません。

親しげな誘いにはくれぐれも注意し、見知らぬ人との「遊び」には一切応じないようにしましょう。

観光中のスリ被害事例|混雑エリアで多い手口とは

観光地・市場・ナイトスポットなど、混雑するエリアではスリが日常的に発生しています。

犯人は複数人で動くことが多く、前方からぶつかるふりをしたり、後ろからバッグに手を伸ばしたりするなど、ほんの一瞬の隙をついて盗み取ります。

特に多いのが、バックパックの外ポケットから財布やスマホを抜き取られるケースや、肩掛けバッグをナイフで切られて中身を奪われるケースです。

観光に夢中になっていると周囲への注意が薄れるため、一番狙われやすくなります。

貴重品は体の前側で持ち、バックパックは必ずチャックを閉めた状態で管理することが重要です。

ベトナム旅行で犯罪被害を防ぐための防犯対策

ベトナム旅行で起こり得る犯罪被害は、ほとんどがちょっとした注意で防ぐことができます。

ここでは、実際の被害事例を踏まえながら、旅行者が押さえておくべき具体的な防犯対策を紹介します。

客引きには絶対ついていかない

ベトナムの観光地では、レストランやマッサージ店、バーへの客引きが頻繁に行われています。

親しげに話しかけてくる人について行くと、質の悪い店や違法営業の場所に案内され、料金トラブルや性的トラブル、イカサマ賭博などの被害に巻き込まれることがあります。

客引きには絶対についていかず、自分で店を選ぶことが基本です。

評判の良い店は口コミサイトや宿泊先スタッフに確認するのがおすすめです。

移動は正規タクシー・配車アプリを利用する

タクシーのぼったくり被害や料金トラブルを防ぐため、移動は正規タクシー(ビナサン(Vinasun)やマイリン(Mai Linh))やGrabなどの配車アプリを利用しましょう。

街中で手を挙げて捕まえる流しのタクシーは、メーターを改ざんしていたり、到着後に法外な料金を請求してくることがあります。

配車アプリや正規タクシーを使うことで、料金の目安が事前に分かり、安全に目的地まで移動できます。

また、車体に会社名と電話番号が明記されているかも確認すると、より安心です。

貴重品は常に身につけ、周囲への注意を怠らない

スリやひったくりは、観光地や混雑エリアで特に発生しやすく、ほんの一瞬の隙を突かれることがあります。

財布やスマホはバックパックの前側や体の前で持つ、外ポケットには入れない、必要以上の現金や高価なアクセサリーは持ち歩かない、といった管理が重要です。

さらに、カフェやレストランでカバンを机の上や椅子に置いて席を離れる行為も非常に危険です。

目を離した隙に盗まれるケースが少なくありません。

観光に夢中になりすぎず、常に周囲や自分の持ち物に注意を払うことが、被害防止の基本です。

知らない人の誘いには決して応じない

街中で見知らぬ人から声をかけられ、遊びや食事、家への誘いを受けることがあります。

中には日本語で親しげに話しかけてくる相手もいるため、十分注意が必要です。

親しげな誘いは、イカサマ賭博や詐欺、性的トラブルなど、旅行者を狙った違法行為の入り口になることが少なくありません。

知らない人には絶対に付いて行かず、無理に会話を続けず、すぐにその場を離れることが安全の基本です。

ベトナムで犯罪被害に遭っても補償されないケースが多い点に注意

ベトナムで万が一犯罪被害に遭った場合でも、すぐに補償や対応が受けられるとは限りません。

ここでは、旅行中に遭いやすい被害に対して、補償や救済が難しい状況の具体例を紹介します。

事前に知っておくことで、リスク管理や自己防衛策をより確実に行うことができます。

海外旅行保険で補償されないケースがある

海外旅行保険に加入していても、すべての被害が補償されるわけではありません。

特に現金の盗難や紛失、無理な行動によるトラブルは補償対象外となることが多く、保険でカバーされないケースが少なくありません。

また、犯罪被害が発生した状況が保険会社の規定に合致していない場合、申請が認められないこともあります。

旅行前には、加入する保険の補償範囲や現金盗難の対応可否を必ず確認しておくことが重要です。

少額被害は警察が動かないことも多い

ベトナムでは、被害額が少額の場合、警察が対応してくれないことがあります。

スリや小規模な詐欺など、数千円〜数万円程度の被害は、件数が多すぎるため事実上放置されることも少なくありません

旅行者は警察に頼るだけでなく、自分でリスクを回避する意識を持つことが大切です。

警察では英語が通じず、被害証明が難しい場合がある

犯罪被害を警察に届けても、英語や日本語が通じないケースが多く、事情を正確に説明できず、被害証明が難しい場合があります。

通訳を手配できない環境では、書類作成や手続きに時間がかかり、保険請求にも支障が出ることがあります。

そのため、警察に任せれば大丈夫、という考えは持たず、被害に遭わないよう日頃から意識することが重要です。

写真や領収書などの証拠を用意することも、リスク管理の一つとして役立ちます。

旅行者は滞在期間が短く、十分な対応ができないことも

観光客は滞在期間が限られているため、被害に遭ったとしても十分な対応ができない場合があります。

警察での手続きや保険会社への連絡、現地での調査などには時間がかかるため、旅行中に解決するのは難しいケースが多いのです。

そのため、事前の防犯対策やリスク回避が、被害を最小限に抑えるうえで非常に重要になります。

エンワールド

まとめ

ベトナムは旅行者にとって魅力の多い国で、通常の観光であれば大きな危険を感じる場面はほとんどありません。

ただし、観光客をターゲットにした軽犯罪は少なからず存在し、「知らない」「油断している」ことで被害に巻き込まれるケースが目立ちます。

今回紹介した事例はいずれも実際に起きているものばかりで、適切な対策を取っていれば防げるものがほとんどです。

客引きにはついていかない、正規の移動手段を使う、貴重品を持ち歩きすぎない、見知らぬ誘いに乗らない。

こうした基本的な行動が、旅を安全に楽しむ最も確実な方法です。

ベトナム旅行は、事前にリスクを知っておき、必要な対策を取るだけでぐっと快適になります。

ぜひ安全に気を付けながら、ベトナムでの旅を存分に楽しんでください。

「旅のプロが導く!業界キャリアナビ」では、元旅行会社の社員が「旅行業界への就職・転職に役立つ情報」「旅に関する便利な情報」を発信しています。

その他の関連記事も合わせて御覧ください。

ブログランキング・にほんブログ村へ当ブログは「にほんブログ村」へ参加しています。

Tak(サイト管理人)

サイト管理人

日本の大手旅行会社に約9年間勤務。 販売・商品企画・仕入れ業務に加え、海外駐在など多岐にわたる実務経験を積んできました。 過去の経験を活かし、旅行業界の仕組みや、旅に役立つ実践的な情報をわかりやすく発信しています。

新着記事
人気記事
PAGE TOP